佐渡島野草研究家 菊池はるみ

佐渡島で自然と暮らした先人の知恵をライフスタイルにとり入れた生活をする主婦です。 子供3人、猫4匹、夫と古民家で暮らしてます。 佐渡島の民俗学と植物学者の伊藤邦男先生の本を参考にさせて頂いてます。

自然栽培米で円環を感じるワーク 1

言葉で表せないほど
大事な事を肌で感じてもらう為に

藁細工のワークショップをメインとした学びが小学校で開催されました。

 

押して頂けると嬉しいです✨

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SDGSにのっとった課外授業の一環です。


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藁細工には草鞋(ワラジ)を作る事になりました。

この他にも佐渡島の民が愛した〖能体験〗、

〖星空観察〗が行われました。

 

草鞋は神事に使われる大切な道具。

その昔は集落で必ず手付くりされていたのですが、

現在は作り手の高齢化で存続の危機。

ほぼ通販で購入されているのが現状だそうです。

島で作れる人は20人いるのか?

 

草鞋は神事で使われた後は、

玄関に御守りとして飾られ、

地域差も有りますが1月15日の小正月に燃やし天にお返しします。

 

神事の草鞋を再び手作りしたら素晴らしい

 

自ら復活するための行動を起こしているカッコいい友人と、

野草仲間と、

父兄と、

佐渡文化財とタックを組みこの課外授業が実現化しました。

 

 

今回私は草鞋の講師の一員として参加しました。

 

草鞋作りはどこで覚えたかというと、

今年の1月に

鷲崎地区のお婆さんから教わり、

もう練習をしました😃

 

それから藁細工に興味を持ち

郷土史を調べてました。

そこには偶然、

私の大好きだった祖父の姉キヨさんが

写真に写っていて、

 

その偶然は、

まるで私が藁細工を勉強する事を喜んでくれているように思いました。

 

キヨさんは藁細工の名人だったそうです。


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色々練習しました。

藁細工は汚れるし手は荒れるし難しい。


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(藁細工繋がりで芸能人にも会えました😃)

 

 

話は戻ります。

 

この課外授業の素晴らしい所は、

子供達が自然栽培を学んで作った

米を手がりし、

脱穀し、

その藁を使用した事です。


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栽培~収穫~販売まで体験した子供達。

 

残念ながら文化祭の販売はうまくいっておりませんでした。

なぜなら佐渡島は、

米はみんな作っていて余っているから。

自然栽培の認知も少ないからでした。

 

それも大切な勉強です(*^^*)

 

藁は翌年の為に田んぼに撒き、
それ意外の藁を草鞋の材料としました😃

 

 

続く

 

 

最後まで読んで下さってありがとうございます

 

伊藤邦男先生の本の引用はこちら

↓↓↓

佐渡島の植物と民俗