佐渡島野草研究家 菊池はるみ

佐渡島で自然と暮らした先人の知恵をライフスタイルにとり入れた生活をする主婦です。 子供3人、猫4匹、夫と古民家で暮らしてます。 佐渡島の民俗学と植物学者の伊藤邦男先生の本を参考にさせて頂いてます。

月のエネルギーの美味しいおやつ

私が尊敬するアーユルベーダの先生が、

佐渡に来てくれた時に、

 

月🌃のエネルギーが強い島

ですね

 

と言っていました。

 

確かに、

月神様の依り代であるススキを日常的におやつにしていました。

〖タイヨウゴロウ・タイゴロウ〗

と呼ばれる団子がそれです。


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「ススキの味が染みて美味しい」

とお年寄りは言います。

私も、

ススキの上品な甘味と青い香りと素朴な味が大好きです😃

 

ススキは月神様の依り代であると言われおりますが、

こういう言われが残されています。

十五夜の翌日の朝は尾花を入れた尾花粥を食べると病気にならぬと松ヶ崎でいう。

この晩、

名月の方を向き灸をすると頭やみなおると夷でいう。

十五夜の月の光で針に糸をとおすとハツメイ(発明・器用)になると稲鯨でいう。

「テンテイ(天帝)さまのなさるわざ」

だという諺がある。

天帝さまとは太陽神、

月神のこと。

月神様は今もなお人々の心に生きている。

 

月のエネルギーが強い島とは、

陰陽の陰のエネルギーが強い島ということです。

女性性の強い島でもある。

 

 佐渡島のシンボルの木はアテビ、

正式名をヒノキアスナロと言います✨


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アテビという方言は

〖陰地に生えるヒノキ〗

という意味も有るそうです😃

 

まるでお花みたいな球果が可愛い❤️


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水に強く、

香気のヒノキチオールを多く含み、

耐陰性がとても強く、

他の植物を寄せ付けない特徴が有るそうですよ🌲

 

アテビの多い島であるという事は、

やはり陰が強い島である。

月のエネルギーの強い島という事を表しています。


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いつまでも一歩踏み出す勇気の持てない私。

湿度のある人間関係。

静な行動力。

 

この島が陰のエネルギーが強いと知ったら、

そっか❗️

と府に落ちました。

 

ゆっくり進みたいと思います。

 

 

 

最後まで読んで下さってありがとうございます。

 

 

 

伊藤邦男先生の本の引用はこちら

↓↓↓

佐渡島の植物と民俗

 

 

 

 

 
 
 
 
 
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