佐渡島の山伏の噂
薬草の専門家と言えば山伏。
ということで佐渡の山伏について、
お年寄りからお聞きしたお話について書きたいと思います。
佐渡島はその昔山伏がとても多く、
春の御祈祷の際は山伏か神主かが行っていたそうです。
法律の影響で山伏の存続は途絶えてしまったようで、
現在佐渡には山伏は存在しておりません。
いつまで残っていたのか定かではありませんが、
昭和38年頃にはに赤泊下川茂の大徳院さんという山伏がおられたとのこと。
陰陽師的な事もしていたそうです。
山伏は巫女と結婚するのが多く、
今でいうチャネリングは頻繁に行われていたとか。
後にその婚姻は法律で禁止されたそうです。
赤泊杉野浦
相川高千
の山伏は凄かったようです。
気になります。
私がお年寄りから、
赤泊下川茂の大徳院さんの話をお聞きする事ができたのでシェアしたいと思います。
「春祈祷の際は、
大徳院の山伏をお呼びして、
祈祷してもらった。
女のもんは、
御祈祷後にお出しするお料理を祈祷中に作るが、
「豆腐が煮えすぎているのではないか?
もう煮しめは出来ているよ。」
と、
祈祷を中断して忠告する御人だった」
「雪山でうずくまっている山伏さんに、
おぶって真野まで行ってくれと頼まれた。(真野まで片道10㌔)
春祈祷の時間になるから急いで歩けと急かされた(笑)
無事送り届けると、
自分はそのまま来た道を戻ってお弁当を食べ、
炭焼きをした。
翌日お礼にお酒を持ってきてくれた」
「梨の木峠は山伏の信仰の場で、
8月中旬にはお祭が行われている?いた?」
(梨の木峠)
などのお話を祖父や祖父のお友達からお聞きしました。
他にも村には、
チャネリングができるドンドコヤさん
などがおられたそうです。
私も占ってもらいたかったし、
山伏の処方して下さる薬を飲んでみたかった・・・・。
最後まで読んで下さってありがとうございます。
伊藤邦男先生の本の引用はこちら
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