佐渡島野草研究家 菊池はるみ

佐渡島で自然と暮らした先人の知恵をライフスタイルにとり入れた生活をする主婦です。 子供3人、猫4匹、夫と古民家で暮らしてます。 佐渡島の民俗学と植物学者の伊藤邦男先生の本を参考にさせて頂いてます。

身の回りにある草のほとんどが外来種

身の回りに自生している野草のほとんどは、

海外から来た帰化植物だったってご存知でしたでしょうか?

 

里山においては約50%、

都市部では約90%が海外から来た帰化植物だと言われています。

 


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オオイヌノフグリはヨーロッパから、


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ノジシャもヨーロッパ原産の帰化植物
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ツタバウンランもヨーロッパから来た植物です。

 

山に自生する美しい山野草は、

ほぼ日本にずっといる在来種。


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(シラネアオイ)

 

比較的覚え易いと言われています。

 

それに比べて

身近な植物は、

在来種と外来種が混雑し時々交雑し、

非常にわかりずらくなっています。

 

先日実家に、

田植えの手伝に戻りました。

オランダミミナグサの雰囲気が少し違いました。


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専門家に確認して見ること、

在来のミミナグサだとわかりました✨

 


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(オランダミミナグサ)
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(ミミナグサ)

 

 

因みに在来種のミミナグサはとても少ないです。


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キュウリグサは在来種です。


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ハマワスレナグサはヨーロッパ原産の帰化植物です。

 

別に見分けられなくても生活には困らないしぜんぜん良いのですが、

 

多くの人が気付かない違いを気付けた時は快感です😆🎵🎵

 

 

日本の在来種探し探検をしながら

散歩するのもとても楽しいですよ✨

 

 

 

伊藤邦男先生の本の引用はこちら

↓↓↓

佐渡島の植物と民俗

 

 

 

 

最後まで読んで下さってありがとうございます