佐渡島野草研究家 菊池はるみ

佐渡島で自然と暮らした先人の知恵をライフスタイルにとり入れた生活をする主婦です。 子供3人、猫4匹、夫と古民家で暮らしてます。 佐渡島の民俗学と植物学者の伊藤邦男先生の本を参考にさせて頂いてます。

高校生が私に質問してくれたことで気づけたこと

高校生との対談の様子を新聞に大きく載せてもらう機会を頂きました。


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我が家に取材に来てくれた高校生は、

総合高校で何度も面識のあるとても可愛い生徒さんでしたが、

個別で話すのは初めてでした。

高校生には

我が家の庭先や、

道端の野草などの佐渡に伝わる伝承などを交えた散策をしました。

 

野草のクラフトコーラや野草のクッキーなどもたべてもらい、

ひと段落したら質問を頂きました。

「その野草への

すごい熱はどこから来るのですか?」

 

との質問に、

正直びっくりしてしまいました。

なぜなら私にはまったくその自覚がなく、

なんなら他の野草仲間の熱量にいつも

「すごいな~私はこんなにはなれない・・・」

と思っていたからです。

 

私も

いつの間にか熱を持っている人になっていた。

 

私が野草に興味を持つ前は、

これといって特に好きなこともなく、

雑誌に載っているお店でお友達とお話ししたり、

有名な観光地や温泉などに行ってみた事実が、

自分が世間から外れていないという

自分を安心させる価値基準になって、

自分というものが希薄だったかも知れません。

 

進学のときも

なんとなく興味があるという理由で製菓の道を選び、

熱のあるパティシエさんを遠くで

 

すごいな・・・・

 

と見ているような感じでした(笑)

 

何かに情熱や・熱を持っている人を

羨ましいと思って生きてきましたが、

いつの間にか自分がそうなっていたことに気づけた瞬間でした(^_-)-☆

 

私は質問に対し、

「とにかく楽しいのと、

体だが動いてしまう、行動してしまう」

と答えました。

 

振り返ってみると

沢山悲しいこともあったし、

失敗や泣けることもあり、

今度こそ辞めようと思うこともありました。

 

けれどもいつもすぐに忘れ

野草の事を考えるとワクワクして

再び野草に没頭してしまうというサイクルだった気がします。

 

高校生の質問のお陰で

憧れていた

「熱や情熱のある人」

になる夢が叶っていたことに気づけました。

 

次はクレージージャーニーに出てくる極めすぎた人や、

プロフェッショナルに出てくる人ような人になれるように目標を持ちたいと思います。

 

今回取材してくれた記者の方にも恵まれました。

お母様のルーツが佐渡の方で元々愛着をお持ちだったり、

佐渡にとても興味のある若い女の子だったお陰で、

とても良い文章に収めてくださいました。

 

感謝しかありません。

やっぱり野草が紡いでくれるご縁は素晴らしい💛

 

最後まで読んで下さってありがとうございます。