佐渡島野草研究家 菊池はるみ

佐渡島で自然と暮らした先人の知恵をライフスタイルにとり入れた生活をする主婦です。 子供3人、猫4匹、夫と古民家で暮らしてます。 佐渡島の民俗学と植物学者の伊藤邦男先生の本を参考にさせて頂いてます。

アミガサユリの伝承

上杉景勝佐渡攻めのとき、

負けた兵が逃げ延びてひっそり山に身を隠した。

 

その時この薬草で傷を癒したという伝承が残っています✨



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アミガサユリ(バイモ)

ユリ科

 

いつもは4月20日に咲のですが

今年は3月末から咲いていました。

 

肺病の薬草だったとのことです。

 

兵が身を隠したその山はいまでも独特の風習を残し、

時が止まったような雰囲気が流れています。





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(400年続くハリキリと言われる魔除けの風習)


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ここに住んでおられる90歳のご夫婦が、

ハリキリを作っておられます。

生き字引のようなお二人のお話しは、

とても面白く勉強になります。

 

ご夫婦に、

本で読んで知ったアミガサユリの伝承やその使い方を訪ねてみました。

 

するとご夫婦は…

 

アミガサユリ

ああ、

そのーんもんが使えるのんか?

聞いたことねー。

つこうたのはドクダミヨモギぐらいだ。

おらちの子供の頃は、

もう薬も有ったしなー。

わからん。」

 

とのことで

真相は解らずじまい。

 

けれどこのアミガサユリは中国原産。

この山奥にも沢山自生していると言う事は、誰かが植えた事は間違いは有りません。

 

 

 

最後まで読んでくださってありがとうございます

 

 

 

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伊藤邦男先生の本の引用はこちら

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佐渡島の植物と民俗

 

 

 

https://www.instagram.com/p/B-ZSWBXpOcm/

新五郎 on Instagram: “上杉景勝の佐渡攻めで負けた兵が逃げ延びてひっそり山に身を隠した時、 この薬草で傷を癒したそうです✨ ◆アミガサユリ(バイモ)◆ いつもは4月20日に咲のですが3月末に咲いている。 肺病の薬草 #バイモ#アミガサユリ#薬草#絞張#佐渡島”

 

 

 

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