今年の佐渡蒼朮の様子
ようやく暖かくなり、
佐渡蒼朮もぐんぐん大きくなってきました。
佐渡蒼朮のこと
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ikkakinokinoha0401.hatenablog.com
色んな事象を乗り越えて、
逞しく根付くその様子には勇気をもらえます。
今年で3年目の株。
佐渡蒼朮はまだまだ分かっていないことが多い植物ですが、
一般的には
「佐渡のものが品質もよく、
成分が純系に近いといわれています。
在来の朮と非常に混ざりやすい、
また、
なぜか佐渡でしかうまく育たない…」
ともいわれています。
ですが実際に育ててみると、
色んな疑問が浮かんできます。
とても強い植物で、
雑草と言われている植物にも負けない強さがある。佐渡意外でも育ちそうです。
毎日眺めていると
愛着が湧いてきます😊
オケラといえば日本の里謡で
「山に旨いはオケラにトトキ」
と示される美味しい食べ物を指す言葉があります。
その植物は
オケラ=在来のオケラ(白朮)
トトキ=ツリガネニンジン
を指すので、
サドオケラ(蒼朮)と在来のオケラ(白朮)を食べ比べてみました。
…
ほぼ同じ味でした。
私は「山に旨いはオケラにトトキ」
と伝えられている里謡じたいに疑問が出てきました。
まず、
トトキ=ツリガネニンジン
オケラ=在来のオケラ
(ツリガネニンジン)
食べてみましたが美味しくないのです。
オケラをはるかに上回る美味です。
(モミジガサ)
そして、
採取も容易です。
一方
トトキ=ツリガネニンジンはよく見かけますが、
野生する在来のオケラは、
私は一度も見たことがありません。
採取も難しく美味しくないのに
なぜこのように言われるのか??
この里謡の「旨い」という言葉の意味が知りたい。
ツリガネニンジンもオケラも、
折ると白い液がでます。
この液体が何かのヒントなのでしょうか?
毎日考えてしまいます。
最後まで読んで下さってありがとうございます☺