佐渡島野草研究家 菊池はるみ

佐渡島で自然と暮らした先人の知恵をライフスタイルにとり入れた生活をする主婦です。 子供3人、猫4匹、夫と古民家で暮らしてます。 佐渡島の民俗学と植物学者の伊藤邦男先生の本を参考にさせて頂いてます。

ある薬草の想いをシャーマンに聞いてみました✨



佐渡に残る中国から譲り受けた薬草、

ホソバオケラ(サドオケラ)を調査し

保全する活動を本格的に始め1年が経とうとしています。

 

ホソバオケラ(サドオケラ)とは何か?

というと、

中国から江戸時代に持って来た薬草で、

漢方薬の原料となります。



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中国から雌株のみしか持ち込まれず、

株分けでのみ生き長らえる事ができる。

こちらはホソバオケラ(サドオケラ)となります。

 

日本に元々有るオケラとは

成分が異なります。

 

ホソバオケラ(サドオケラ)と在来のオケラは

とても交雑しやすく

 

一度交雑してしまうと成分が変わり、

純系に戻す方法はわかっていません。

 

江戸時代に持って来たホソバオケラ(サドオケラ)は、

佐渡に残っているものは一部純系を保っています。

 

それは佐渡特有の地理的状況と

先人の努力の賜物でした。


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佐渡でかつて沢山栽培されたから

佐渡オケラという別名が付きました。

そんな歴史が有ります。

 

一言でいうと、

先人から受け継がれた

人の手を加えないと絶えてしまう素晴らしい佐渡の薬草

と言う訳です。

 

私は植物と先人が

どのよう関わって来たかについて非常に興味が有り、

サドオケラをチームで守る事に

使命を感じつつ

ワクワクしながら活動していましたが、

ある日ふと疑問が湧いて来ました。

 

「サドオケラ自身は

それを望んでいるのか?

もしかしたら祖国(中国)から離れ、

 

ある時代は大切にされたリ

現在は忘れ去られようとしている。

もしかしたら

ひっそり絶えてゆきたいのではないか?

今なら代用できる薬もあるわけだから、、、

サドオケラの気持ちを知りたい、、、」

 

こんな気持ちがよぎるようになり、

自分の行動に迷いが出てきました。

 

まあ通常

植物の気持ちを聞ける人は

滅多にいません。

 

例え聞けても、

その気持ちを言葉にするのも大変です😓

結局わからぬまま

 

しばしの時が過ぎた頃、

 

「シャーマンの修行が終わったので、

バリから戻って来ました。

滞在は1泊2日だけど会えませんか?」

 

というメッセージを頂きました✨

私は、

あっもしかしたらこれはサドオケラの気持ちを聞ける⁉️

と思いワクワクしながらシャーマンに会いに行きました❗️


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(シャーマンちあきさん。若くてキュート)
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(シャーマンとみんな)

 

 

私「植物の気持ちわかる?」

シャーマン「わかると思う」

私「じゃあこの写真の植物の気持ちわかる?」

シャーマン「、、、」

シャーマン「めっちゃ目立ちたがりやで、強気。私を扱ってみてごらん!って言ってるよ」

私「私が扱う事望んでる?」

シャーマン「わかる人にメッセージを送っているからはるみ(筆者)さんは大丈夫」

 

との事でした✨

 

それを聞いて、

大きな私の不安が溶けました❗️

 

それから1ヶ月後、、、

関西からお越しになった33人の神様をつけておられるという方に

 

「草が

もっと私で遊んでと言ってる。」

 

こういうメッセージも頂きましたよ。

 

面白いものです。

疑問に思った事の答えは、

こういう形で返事が来るのだから。

 

佐渡に、

このタイミングでシャーマンや

神様を沢山付けた人に会える確率は限りなく低いのも、

私が答えだと信じる要因の1つです😃

 

それからは私は、

心置きなくチームでサドオケラを保全する活動をしています。

 

このチームのメンバーに出逢わせてくれたサドオケラのお陰で、

私の人生はまた深みをましたように思う。

 

 

サドオケラ、

ありがとう✨

 

チームのメンバー(*^^*)🎶
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最後まで読んで下さってありがとうございます。