佐渡島野草研究家 菊池はるみ

佐渡島で自然と暮らした先人の知恵をライフスタイルにとり入れた生活をする主婦です。 子供3人、猫4匹、夫と古民家で暮らしてます。 佐渡島の民俗学と植物学者の伊藤邦男先生の本を参考にさせて頂いてます。

植物に求めるものってなんだろう 3

植物に対し

色んな分野の人と触れあった5月。

 

みんな熱い想いを持っているし、

植物に求めるものが違います。

 

それぞれの目線とはどういうものだろう?

私の感想を書きたいと思います。

 

④美味しい山菜を見つけだし味わう日。

 

この日の私は、

「家族の為に、

美味しいものを食べさせてあげたい。

夕飯の食材を見つけよう」

「先人が大絶賛する食材を味わってみたい」

という気分になり出かけます。

 

一緒に出かけるメンバーも、

同じような主婦目線の人が多い。

 

男性であれば

大量に採取し、

[都市部に住む人や家族に送ってあげたいと]考える人が多い。

 

食材目的で山に入る感じです。

 

美味しい山菜は、

モミジガサ。↓↓
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(モミジガサ)

 


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その場で焼き肉にしたら絶品でした✨f:id:ikkakinokinoha0401:20220601225002j:image

(左から イヌドウナ・ギボウシ・トリアシショウマ・モミジガサ)美味しい。

 

一番好きな山菜は

身近に自生するワラビとタケノコです😃

 

「食べられる野草と山菜の差はなに?」

と聞かれます。

調べても明確な定義はありません。

 

そこで私が考えた結論は

食べられる野草や木の中で、

特に美味しい物が

山菜と呼ばれるようになったのではないかと思うようになりました。

 

 

⑤神秘的な森で自然から学ぶ日。

 

この日の私は、

自然がどのように互いに支え合っているか?

どんな雰囲気を放っているのだろう?

 

行者などの先人は、

ここで何を得て感じたのか?

という想いに溢れます。

 

一緒にいく人は、

深山に行く目的が[その場所を制覇する]事であったり、

珍しい山野草目当ての人がいるのでそれぞれです。


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目的はそれぞれですが、

圧倒的な空気の良さと景色と過酷さに、

言葉に出来ない共通した何か、

強いて言えば、

人生の困難を乗り越える強さを得られる気がします。

 

 

植物に何を求めるのか?

それぞれ感じた事を書いてみました。

 

佐渡にわざわざ植物を見にくる知人は

 

「ありのままの自然な状態で咲く植物の姿がみたい」

 

という人がほとんど。

 

 

植物に求めるものはざっくりいうと、

生き様や在り方を人生に重ねて学ぶ事や、

自然界の法則を知ること、

生きる目的探し、

なのかも知れないですね。

 

 

最後まで読んで下さってありがとうございます。