佐渡島野草研究家 菊池はるみ

佐渡島で自然と暮らした先人の知恵をライフスタイルにとり入れた生活をする主婦です。 子供3人、猫4匹、夫と古民家で暮らしてます。 佐渡島の民俗学と植物学者の伊藤邦男先生の本を参考にさせて頂いてます。

野草を沢山食べてきた人たちの現在

野草を食べることに

興味を持つ人が

どんどん増えてきているように感じます☺

 

身体によさそう

縄文回帰したい

自然回帰したい

新しい価値観

年配の方だと

なつかしさ

少し知ってるからもっと知りたい

お話を聞いてると、

みなさんが野草に求めてるものは

上記のような事だと思います。

 

野草は毒にも薬にもなります。

 

沢山食べて良い野草と、

だめなものもあります。

 

では、

野草を沢山食べてきた人たちは、

現在どうなっているか

ご紹介いたしますね。

 

まずは、

私の祖父です。

 

祖父は現在88歳でカブに乗り、

大酒をくらい元気にしております。

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祖父の兄弟は5人ですが、

まだ3人は元気で健在しております。

 

祖父達は、

戦争の大混乱期の影響もあって

リョウブや山菜、

フジの花や大根を主食にして食べたそうです。

サツマイモの蔓まで食べていたそうですよ。

 

この地区は、

山間で作物があまり豊富に採れない影響もあり、

野草や木の葉を食べ生きてきました。

祖父の同級生もまだまだ元気で、

私は40歳を超えた今も地域のメンバーが変わらないので、

実家に帰ると、

いまでも子供の気分になってしまいます。

 

祖父達は若いころに

野草や木の葉を食べていただけで、

現在は食べているわけではありません。

 

ワラビやゼンマイやタケノコなどの

山菜と認識されているものは

現在でも食べてますよ。

 

そして佐渡独特の

発酵料理『なめぜ』を

ご飯のおともにして好んで食べています。

※私は食べられないです。味は土に似ている気が…

↓↓

佐渡 塚本こうじ屋 味噌 こうじ なめぜ 老舗

 

昔は野草を沢山食べて、

自然にふれ、

現代の医療の恩恵や、

現代のインフラの充実のおかげで

元気で長生きしているのかもしれません。

 

野草や木の葉を

生きるために大量に食べ続けていた人が

今でも元気なので、

 

はやり、

野草や木の葉は良いのだ

とつくづく思う今日この頃です。

 

 

 

最後まで読んで下さってありがとうございます☺