佐渡島野草研究家 菊池はるみ

佐渡島で自然と暮らした先人の知恵をライフスタイルにとり入れた生活をする主婦です。 子供3人、猫4匹、夫と古民家で暮らしてます。 佐渡島の民俗学と植物学者の伊藤邦男先生の本を参考にさせて頂いてます。

2023年度前期 連続テレビ小説『らんまん』 主演は神木隆之介さん! | 連続テレビ小説 | NHKドラマ




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植物界のレジェンド

牧野富太郎の連続ドラマが来春始まるそうですね。

 

牧野富太郎と言えば、

彼の作った植物図鑑を今だに超えるものはないそうです。

 

 

佐渡島牧野富太郎にゆかりがある植物と言えば、

ヤマトグサと言われています。


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金井地区の旧植田旅館に宿泊し、

佐渡の植物を見て回ったそうですよ。

南片辺に降り始めた山路にはヤマトグサが沢山あるが誰もなんとも申さない。

それで筆者は牧野先生の銅乱持ちをして、

いつもそばにいたから、

先生にありますよ差し出すと、

先生は眼鏡越しによく観察され、

これは正しくヤマトグサであると申されると

大勢の会員参加全員約80名が集まる。

 

牧野先生は、

ほんとうに久し振りに我が児に逢ったように、

佐渡にもヤマトグサがあったと大変な喜びようであった。

そして佐渡はここだけかとおたずねになられたから、

いや今朝から沢山でているし、

海抜数メートルの平地から高地に、

また大佐渡ばかりでなくて小佐渡にも饒産すると申し上げると、

そうか、

それはよかった。

佐渡はそうすると群落としては全国一かも知れないと申された。

かくして佐渡のヤマトグサは世に出たのである。

佐渡の植物が学者の注目することになったのは、

ヤマトグサが原因であるといっても過言ではない。」

 

ameblo.jp

私もヤマトグサの大群生の中を歩いたことがあります。

あまりにもヤマトグサが多いのでよけて歩けないくらい。

林道や私道にふつうに自生しているその姿は、

知ってる人しか

その価値はわからない目立たない草です。


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そしてもう一つ縁がある場所が

佐渡市植物園です。

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牧野富太郎や本田政次をはじめとした著名人に

指導を受けた植物園です。

 

当時の姿をほぼ残し、

さらに自然が深くなったような状態で現存しています。

 

身近な植物に目を向ける事の大切さに気付き、

身近な野草と共に暮らしていた先人のDNAのスイッチが

オンされるドラマとなって欲しいと思います。

 

野草を見分け、

利用していることがカッコいいという世の中になってくれることを願っています。

 

 

 

最後まで読んで下さってありがとうございます