足半草履ワークショップ
足半草履のワークショップを開かせて頂きました✨
足半草履とは歴史が古く、
などが利用した草履。
佐渡島に於いては、
雨の日用や海苔採取に履いていたとか。
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佐渡博物館の高藤先生によると
アシナカと言えば、今度一万円札に書かれる渋澤栄一は民具を集めることを勧め若い研究者達を支援しました。集めた資料を屋根裏部屋に収蔵したため、そこはアチックミュージアムと親しまれました。栄一の孫の敬三は日銀の総裁になるほど栄一の後継をしましたがアチックミュージアムを更に発展させました。
一時期全国のアシナカゾウリを集中的に集め研究するグループが活躍し、彼らはアシナカ族とよばれました。その中に宮本常一先生もいました。またこれらの資料は3万点を超え、ここから大阪にある国立民族学博物館の実現につながります。
アシナカ偉大なり。 です。
何やら素晴らしい草履のようです。
佐渡島ではまたの名をシンメイ草履とも呼びます。
私はこの草履の作り方を一から教わった訳ではなく、
独学で習得しました。
爪先はワラジと同じ工程ですので鷲崎のお婆さんから、
構造や伝承については絞張のお婆さんにお話しを伺い、
詳しい作り方は秋田県の資料を読み勉強しました。
爪先などは覚えるまで多分50回はトライしました(-_-;)
自分の理解力の低さに嫌気がさしましたよー
やっと習得した技術ですが、
草履作りのお婆さんに
「藁細工っちゅうもんは毎日藁を触らんとだめ。
アクビノトウトウだっちゃ。
(アケビの新芽のようにうなだれる程の労働)」
と言われたのを思いだし、
やれてない自分にいつも反省してます。
藁細工は日本人と共に有った文化です。
全てが循環する文化。
輪廻転生文化とも言うそうです。
嬉しいワークショップの感想を頂いたのでご紹介します。
野草研究家の菊池 はるみさんに、足半(あしなか)つくりワークショップをしてもらいました。
足半は、足の指と、かかとがはみ出るわらぞうりで、織田信長や西郷さんも、佐渡でも昭和初期くらいまで実用されていたそうです。
縄をなうのも初めてのわたしたちは、はるみさんに手取り足取り教えてもらって三時間くらいで、一足(二つで一組)の足半を作ることができました。
はいてみると、指で大地がつかめ、土踏まずが刺激され、とても気持ちがいい。手を動かしながら循環型社会を考えたり、昔の暮らし方に思いを馳せたり、とても気持ちのいい時間でした。
菊池はるみさんの足半(あしなか)作り、もしやりたい方は
数人集まってワークショップをお願いすると、やってくれるそうですよ😊
ワラジ作ったよ⭐︎
誘われるままにあまり考えもせず参加!
履くだけで前傾姿勢になる通常の半分サイズのワラジ、アシナカ。
ワラジを編むのは当時の人の日常だったと言うこと⭐︎
そう、1日の仕事を全て終え、夜の22時から明日の分を編む😫💦
今の私にそんなことできない!凄い!!盛大に失敗した私は1組と一足のアシナカが出来上がりました😄
それでも、自分にも手仕事できるんだ!ととても自信がついたんです✨野草研究家のはるみちゃん、3〜4人くらいならばアシナカワークショップやってくれますよん⭐︎
良き仲間がいて
私は成長させてもらってます。
参加して下さった皆さんありがとう❗️
床作り
完成
思いのほか大変な作業にみんな驚いてました。
藁草履、ワラジは1~3日しか持ちません。
使い捨てです。
ですから基本家族のぶんは家族で作るのが普通で、
だいたい夜か、
冬にまとめて作っていたそうです❗️
最後まで読んで下さってありがとうございます