佐渡島野草研究家 菊池はるみ

佐渡島で自然と暮らした先人の知恵をライフスタイルにとり入れた生活をする主婦です。 子供3人、猫4匹、夫と古民家で暮らしてます。 佐渡島の民俗学と植物学者の伊藤邦男先生の本を参考にさせて頂いてます。

佐渡島で1番大きな椿

樹齢推定800年のヤブツバキ💠


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今もお元気そうでした。

 

ただそれだけで


「良かった✨」

 

と思いました。


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空洞化や、

虫食いもありましたが、

花を咲かせていました。

 

個人の敷地内ですので、

一般的に公開していないこの椿は

人知れずこのままこの先も生きていかれる事を願います。

 

伊藤邦男先生は、

樹齢800年のこの椿と

八百比丘尼を重ねて見ておられました。

 

 

〖諸国を行脚して八百比丘尼になって佐渡に帰って来た。
そしてこの八百比丘尼
手にしていたのが、
赤い椿の小枝だったという。
八百比丘尼によってもたらされたという島の椿…〗

 

佐渡巨木と美林の島 引用

年齢800歳の八百比丘尼
この樹齢800歳のヤブツバキ
重なってみえた伊藤邦男先生。
その感性が好きです。

 

伊藤邦男先生の椿の記事

↓↓↓

 

田切須の大ツバキ | 佐渡島の植物と民俗

 

 

衰え知らぬ生命力 | 佐渡島の植物と民俗

 

この椿は人間達の激動の時代を見てきたと思います。

戦争、疫病、貧困。

 

 

椿にとっての危機は、

伐採と、

周囲の除草剤などの散布の脅威位でしょうか?

 

 

この椿に触れせてもらい

 

「生きていて下さって

ありがとうございます。

その存在だけで救われます。

これからもどうぞお元気で。」

 

という気持ちを伝えました。

 

 

 

最後まで読んで下さってありがとうございます。

 

 

 

 
 
 
 
 
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#巨木#ヤブツバキ#佐渡島#八百比丘尼#野草研究家