佐渡島野草研究家 菊池はるみ

佐渡島で自然と暮らした先人の知恵をライフスタイルにとり入れた生活をする主婦です。 子供3人、猫4匹、夫と古民家で暮らしてます。 佐渡島の民俗学と植物学者の伊藤邦男先生の本を参考にさせて頂いてます。

草の会の飯山先生

5年前に、

図書館で見つけた本の一節に載っていた

佐渡島で「草の会」を開いておられた飯山先生の30年前の文章は、

これから来るであろう食料難、

種の問題、

それらを乗り越えるヒントになる気がします。

 

 

有り難い世の中になったものだ。

飽食の影で、

着色保存料が後を絶たないというし、

米以外の食料輸入は全てに及びびっくり仰天する…

どうやって本物に近づき自然のなかで食べる生活をエンジョイする知恵を備えるかにある。

手っ取り早いのは摘み草である。

手を加えすぎず素朴に味わうにこしたことはない。

戦中食べるものが全くない時代、

戦後食べたくても食糧が生産出来なかった時代、

戦中戦後の食料は山菜に助けられる事が非常に多かった。

日本人の命を今に繋いでくれた主食にも勝る食料の主役の最たるものであった。

摘み草は、

大和民族の野外行事の一つであったから、

そんな食料難時代でも、

自分であるいは自分の家で消化できる量しか採らなかった…

 

草を愛し続けた人が

今どんな風に生きておられるのか知りたかった私は先生の元を訪ねました。

 

飯山先生は御年90歳で、

奥様と仲良く暮らしておられました。

今は芸能活動に忙しく

「草の会」は躍りなどを披露する団体になってました。

先生はお元気で、

毎日を充実しておられるようでした。

何よりも驚いたのはご夫婦共に

歯が全部有って、

 

虫歯になった事がないというのです‼️

 

口を開けて笑っても銀歯がないのです‼️

 

「草は良いよー、楽しい」

笑顔で

草花の押し花を見せて下さいました。


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野草を愛し感謝し続けた方がこんなに素敵に元気で、

多くを語らなくても全てが伝わりました。

 

 

かっこ良かった✨

草の事もっと知りたい‼️

共に生きてあんな風に歳を重ねたい❗️

 

そう思いました

 

 

 

最後まで読んでくださってありがとうございます

 

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伊藤邦男先生の本の引用はこちら

↓↓↓

佐渡島の植物と民俗

 

 

 

https://www.instagram.com/p/B57TmveJDKw/

新五郎’s Instagram post: “草に感謝し、 草の歌、 草の碑まで作った 『佐渡國草の会』 所属のご夫婦。 90歳近くですが、 驚く事に 歯が全部残ってて虫歯0本ですって‼️ そんな奥様の、 野草の押し花は素晴らしい。”