佐渡島野草研究家 菊池はるみ

佐渡島で自然と暮らした先人の知恵をライフスタイルにとり入れた生活をする主婦です。 子供3人、猫4匹、夫と古民家で暮らしてます。 佐渡島の民俗学と植物学者の伊藤邦男先生の本を参考にさせて頂いてます。

ただ食えるちゅーばっかり

「ただ食えるちゅーばっかりで、
そう旨くない」

草木を食していたお年寄り皆が仰る言葉です。



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 こんにちは。

佐渡島で野草を生活に取り入れて生活している 主婦の菊池はるみと申します。

このブログは野草を通して学んだ事、

野草の専門家の知識や お年寄りの知恵をシェアしています。

 

 

 

「ただ食えるちゅーばっかり・・・」

 

そうおっしゃるけれども、

何というか毛嫌いして悪く言うのではなく

笑いながらお話するのです。


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そういう話しには、

 

美味しくしようと、

にどうにか空腹を満たしてやろうと、

婆さんや母さんが

手間と工夫をかけてくれた家族の愛が必ず感じられる。

 

 

その愛情のある話がなんとも言えない程好きです。

 


◈私の好きな不味い花の話

ムクゲの花の味噌汁の日はがっかりした。
ちり紙みたいで不味い。
母さんが夏になると作ってくれたもんだ。(笑)」

 

なんだかほっこりしますよね。

 

食べる物がほぼ時給自足だった時代、

里山は雑木や下草はほとんどなく、

遠くまで見渡せたそうです。

 

今は里山が荒れて、

藪だらけと年寄りは言います。


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山に自生するあらゆるものを利用していたのですね。

 

 

山が荒れるという意味が私にはわかりません。

荒れていない本来の里山というのを見てみたいものです

 

 

 

最後まで読んで下さってありがとうございます

 

伊藤邦男先生の本の引用はこちら

↓↓

佐渡島の植物と民俗

 

 

 

 

 
 
 
 
 
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