ただ食えるちゅーばっかり
「ただ食えるちゅーばっかりで、
そう旨くない」
草木を食していたお年寄り皆が仰る言葉です。
こんにちは。
佐渡島で野草を生活に取り入れて生活している 主婦の菊池はるみと申します。
このブログは野草を通して学んだ事、
野草の専門家の知識や お年寄りの知恵をシェアしています。
「ただ食えるちゅーばっかり・・・」
そうおっしゃるけれども、
何というか毛嫌いして悪く言うのではなく
笑いながらお話するのです。
そういう話しには、
美味しくしようと、
にどうにか空腹を満たしてやろうと、
婆さんや母さんが
手間と工夫をかけてくれた家族の愛が必ず感じられる。
その愛情のある話がなんとも言えない程好きです。
◈私の好きな不味い花の話
「ムクゲの花の味噌汁の日はがっかりした。
ちり紙みたいで不味い。
母さんが夏になると作ってくれたもんだ。(笑)」
なんだかほっこりしますよね。
食べる物がほぼ時給自足だった時代、
里山は雑木や下草はほとんどなく、
遠くまで見渡せたそうです。
今は里山が荒れて、
藪だらけと年寄りは言います。
山に自生するあらゆるものを利用していたのですね。
山が荒れるという意味が私にはわかりません。
荒れていない本来の里山というのを見てみたいものです
最後まで読んで下さってありがとうございます
伊藤邦男先生の本の引用はこちら
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