佐渡島野草研究家 菊池はるみ

佐渡島で自然と暮らした先人の知恵をライフスタイルにとり入れた生活をする主婦です。 子供3人、猫4匹、夫と古民家で暮らしてます。 佐渡島の民俗学と植物学者の伊藤邦男先生の本を参考にさせて頂いてます。

お年寄りから噂に聞いていた万能薬

デイサービスでアルバイトしているときに、お年寄りから度々聞いていた

 

かつて佐渡で作られていた幻の万能薬。

⦅高田一方精⦆。

 

空瓶ですが、
初めて見ることが出来ました。


f:id:ikkakinokinoha0401:20210203144810j:image

たまたま道で出会ったお婆さんが見せてくれました。

 

そしてお話しもお伺いすることができました。

 

「味は不味く色は黄色。
ヨモギが入っていて、
工場は京町通にありこの辺の人も勤めとったんだよ😃

50年前位に約2100円と高額だったんだよ~」

 

金山を支えた薬であった事は間違いないですよね🎵


f:id:ikkakinokinoha0401:20210203145225j:image

効能は

・食あたり・胃の痛み・食あたり・めまい・ふつかよい・むねつかえ・せん気・驚風・旅行の乗り物酔い・ぜんそく・気のふさぎ・痰咳・気管枝病・リューマチス・しゃくり・産前産後・むし歯・口熱・切りキズ・腫物・打ち身・踏みおれ等

なんにでも効いていたようです。

 

使用方法

水をさかづき3分の1位に本薬2、3滴をたらして一気に飲み、

後に少量の水をお飲みください。

外用には原液のまま、

脱脂綿又は筆に浸して塗布して下さい。

むし歯には綿に浸して患部にのせあるいは入れて下さい、、、。

どんな草が使われていたのか興味深いです🌿

 

 

最後まで読んで下さってありがとうございます

 

 

伊藤邦男先生の本の引用はこちら

↓↓↓

佐渡島の植物と民俗

 

 

 
 
 
 
 
View this post on Instagram
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

A post shared by 新五郎 (@nokongikuk)

 

#高田一方精#金山#薬#💊#万能薬#ヨモギ#佐渡島#野草研究家#野草生活