佐渡島野草研究家 菊池はるみ

佐渡島で自然と暮らした先人の知恵をライフスタイルにとり入れた生活をする主婦です。 子供3人、猫4匹、夫と古民家で暮らしてます。 佐渡島の民俗学と植物学者の伊藤邦男先生の本を参考にさせて頂いてます。

イチロベゴロン

イチロベゴロンと呼ばれた植物、

ドクウツギ

皆さん御存知でしょうか?


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ドクウツギ

ドクウツギ

落葉低木

日本の三大毒草の一つの猛毒です。

この実は美味しそうにみえますよね。

実際甘くて美味しいのだそう。

 

沢山の子どもが食中毒で亡くなったという悲しい歴史が、

つい最近まで実際に起こっていました。

 

1816年に書かれた佐渡志にも、

注意が記されています。


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ドクウツギ狩り

は村の行事で定期的に駆除していたのですがその行事も廃れ、

今このドクウツギを知る人は殆どいなくなりました。


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海辺や人里にも自生しています。

 

ドクウツギについての記事

↓↓↓

ドクウツギ | 佐渡島の植物と民俗

ぜひ読んでみて下さい。

 

ドクウツギ

現在は個体数が激減して貴重な種になりました。

佐渡にはまだ自生しています。

これは自然環境が豊かで素晴らしい事だと私は思います。

植物研究家は

「一度自生している所を見たい」とさえ言うほどです。

 

「怖い、恐ろしい」

 

とやっかい物にするのでは無く、

先人の知恵をしっかり受け継いで、

うまく付き合っていって欲しいと願います✨

 

食べなければ良いだけです。

 

 

最後まで読んでくださってありがとうございます

 

 

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伊藤邦男先生の本の引用はこちら

↓↓↓

https://ameblo.jp/syakunage0412/

 

 

https://www.instagram.com/p/B0KpARDlHum/

新五郎 on Instagram: “『ドクウツギ』 日本の三代毒草 花みたいなもの(完熟果)が、 黒くて毒々しいです。 昔は子供が食べて 亡くなりました。 このドクウツギは私が小学校のときからここに咲いています。 #ドクウツギ#佐渡島”