佐渡島野草研究家 菊池はるみ

佐渡島で自然と暮らした先人の知恵をライフスタイルにとり入れた生活をする主婦です。 子供3人、猫4匹、夫と古民家で暮らしてます。 佐渡島の民俗学と植物学者の伊藤邦男先生の本を参考にさせて頂いてます。

樹木の不思議な話

樹木のお医者さん、

樹木医と一緒に樹齢1000年の木を見守っています。

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私は

木の周りに自生する草を観察しています。

(見分けられない草があると、

匂いや味や食感で確かめる私を、

「そんな同定の仕方初めて見ました!!」

と笑っていました。)

 

樹木医は一つの物事から様々な要因を想定し、

生態系や虫などのあらゆるものを観察し、

樹木が元気になるように

時間をかけて最善をつくします。

 

 

樹齢1000年の重みは、

相当なものです。

 

作業も地道でとても根気のいるお仕事です。

その仕事ぶりは

愛が無ければできない仕事だと、

しみじみ思いました。

 

とあるひ、

古本を譲って頂けることになりました。

その古本の中には、

昭和30年に発刊された

見守っているその樹木についてまとめられた本が混じっていました。

樹木医さんに、渡してあげよう(^^♪」

 

と思い数日後にお届けに行きました。

お留守でしたので、

奥様に預けておきました。

 

樹木医さんがその後、

この本をずっと探し求めていたので

大変うれしかったとお電話を下さいました。

 

そして偶然なのですが、

 

その本を私が持って行った日が

樹木医さんのお誕生日だったそうです。

相乗して喜んでおられました。

 

まるで、

樹齢1000年の木から樹木医さんへの

誕生日プレゼントみたいですね。

 

一生懸命作業する樹木医さんを

見守っていたのだろうな~。

どうにか喜ばせたいと思い、

私を媒体にして

贈り物を送ったのかも知れませんね。

 

植物も人間をよく見てますね(^^

 

こちらの樹木医の専門雑誌で

野草の想いを書かせてもらってます😊

↓↓↓

一般財団法人日本緑化センター

 

もう1つ

樹木からのメッセージを

書きたいと思います。

 

新穂の樹齢300年のしだれ杉。
観音開祖以来の名木として、
枝が下に垂れる特異なタイプ。

伝説では非常にヤニが強く、
「枝葉を燃やすと目が潰れる」
との事で針百杉との別名も。



私はメッセージは聞こえ無し見えません。

ただただ落ち着くという雰囲気しか感じ取れないのですが、
一緒に行ったシャーマンちあきちゃんによると、

杉『どうしてこんなに大きくなったか、わかる?
 自分のまま、生きたから。
 種は既に持っていた。
 そして祈りで守られた』

 

ちあきちゃんは受信中早口で解説。
 
「植物たちは自分のまま生きている。
その種は、
それぞれが命として授かったものだ。
大きく育つ種を授かり、
自らのままの形で生きて成長した。
そしてその最中、
人や自然からの祈りによって守られ、
今ここにいらっしゃる。」
 

杉『自分のままの形になることを恐れないこと』

「言葉にできないものを感じ。
植物はきっと、
自分が生き残ること以上に、
種として存続していくことを
大切に思っているし、
それこそが
存在のベースになっている気がする。
曲がった杉の木たちが、
まっすぐ伸びて
伐採された杉の木たちの希望でもあり、
託されたものだったのかもしれないなぁ。」
 
と。


新潟大学の研究でも、

植物が互いに

コミュニケーションをとっているのは証明されています。

また植物はうわさ好きだという話も。

根が互いに連結して情報交換をしているのですが、

日本の国土は67%を森林が占めているのですから、

植物に嫌われたら大変です!!!!

 

特に佐渡はそのほとんどが森林なので、

幸せに生きるためには、

植物を大切にした方が良いです。

では、

どうやって大切にしたらよいのか?

 

人間と植物では「良い」という定義が違うでしょうし、

正解は分かりませんが、、、。

だから私は

人間が放つことが出来る一番高い波動

「ありがとう」

という言葉をかけています。

「いつもありがとう」

と。

 

生えて来て困ってしまう雑草には、

「あなたのいい所をみつけられなくてごめんね」

と心で思いながら、

草刈り機で一掃しています💦

 

 

 

 

 

最後まで読んで下さってありがとうございます☺

 

 
 
 
 
 
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