佐渡島野草研究家 菊池はるみ

佐渡島で自然と暮らした先人の知恵をライフスタイルにとり入れた生活をする主婦です。 子供3人、猫4匹、夫と古民家で暮らしてます。 佐渡島の民俗学と植物学者の伊藤邦男先生の本を参考にさせて頂いてます。

私の目線について



佐渡にいながらにして、

色んな地域の人と触れあう機会に恵まれて

毎日勉強になっています🎵


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(東京都薬用植物園の池兄さん)

 

〖野草に興味がある〗というフィルターをくぐった人ばかりなので、

本当に素敵な人ばかりと出会う事ができる。


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(植物に詳しい京都・奈良の女子)

 

最近講座を受けて下さった人何人かに

こういわれます。

「筆者の目線で世界をみてみたい」

と。

 

自分では全くわからないものなのですが、

私の目線に興味を持って頂けて

とても嬉しい✨

 

ということで、

 

私の目線で見る景色や世界はこんなだよ・・・

という事を書いてみたいと思います🎵


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野草というのは、

野菜の原種、

野菜の野生化、

園芸種の野生化、

薬草、ハーブ、

緑化対策したものの野生化、

帰化植物

在来種、

毒草、山菜、

様々なものが混雑した草の都市です。


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この草の都市は、

私達人間が壊してしまったバランスを戻す為に、日々一生懸命修復していると思っています。

草の都市の最終形態は、

美しい森です。


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自然の摂理に乗っ取った

美しい森に戻すのが野草達です。

 

私達人間は、

そこを壊して住まわせて頂いているのです。

 

草が土地を修復してくれなければ、

やがて砂漠になります。

 

その野草や草木に、

私達のご先祖は

命を繋いで頂いたご恩もあります。

忘れてはいけない重要な事実です😃

 

ですから草刈りするときは、

 

「ごめんね😢💨

体裁の為と、

この庭で活動する為に刈るね」

 

という気持ちでいます。

 

先にもあげましたが、

野草のはびこる庭は

あらゆるものが混在する草の都市ですので、


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夕飯の時は八百屋に行く気分で

野菜の原種や、

野生化した野菜やセリなどの山菜を調達します。

 

また、

お菓子を作る時は、

抹茶代用になる草を探します。

 

歯磨き粉やリンスが切れれば、

ハコベやスギナを探し、

虫に刺されたり、

疲れる時はヨモギを探し、

お庭が薬箱になります。


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(ハコベの歯磨き粉)


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(ムクロジのシャンプー)
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(スギナのリンス)

 

私は一度に色々出来ないので、

その都度テーマを決めて

庭や山に調達に行きます。

 

産まれた時から

自由にのびのび自然の中で暮らした経験から、身近な植物と共に暮らし、味方であるのが当たり前だと思っています。


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(ヤブマオ)

 

また、

 

どうやったら身近な野草や木と仲良く暮らせるだろうか?と常々考えています(^_^)/

 

私達の遠い先祖である縄文人が、

狩猟採集出来ていた実績があるので、

大事な知恵を沢山忘れてしまったなー😓

と無念な気持ちになります。

 

こんな目線で世界をみています🎵

 

そして

不思議と草木にを嫌いになる環境が

私にはやって来ないのも、

こういう目線でいられる要因の1つになっています(^_^)/

 

 

 

最後まで読んで下さってありがとうございます🎵