佐渡島野草研究家 菊池はるみ

佐渡島で自然と暮らした先人の知恵をライフスタイルにとり入れた生活をする主婦です。 子供3人、猫4匹、夫と古民家で暮らしてます。 佐渡島の民俗学と植物学者の伊藤邦男先生の本を参考にさせて頂いてます。

八百比丘尼とヤブツバキ

ヤブツバキの花道があまりに綺麗で、
そこを歩くと特別な気分になれるこの時期。

不安を忘れます✨


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ヤブツバキ佐渡島では
800歳まで生きた八百比丘尼(羽茂出身)がもたらした木と言われてます。
また八百比丘尼の象徴。


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ヤブツバキ

ツバキ科

そんなヤブツバキの利用法をご紹介します。

 

○椿と柚子ジャム


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お湯で割って飲むのがオススメ。

○椿の塩


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椿の花に一工夫するとピンクになります。

サラダにオススメ。

○花香


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伝統的な手作りお香。

現在実際に作った経験のある人に出会えたのは1人だけでした。

花ビラを集め石臼ですります。

香りは焚き火のようです。

 

椿の花は渋みが有り

味はそんなに特別美味しくないけれど、
食べると背筋がしゃんとします✨

 

「椿には精霊が宿る
椿切るばか 植えるばか」

 


と言われた椿。

佐渡島は全国でもトップのヤブツバキの島。

 

精霊様がそこらじゅうでみて下さってますよ😃

 

 

 

最後まで読んでくださってありがとうございます

 

伊藤邦男先生の本の引用はこちら

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佐渡島の植物と民俗