佐渡島野草研究家 菊池はるみ

佐渡島で自然と暮らした先人の知恵をライフスタイルにとり入れた生活をする主婦です。 子供3人、猫4匹、夫と古民家で暮らしてます。 佐渡島の民俗学と植物学者の伊藤邦男先生の本を参考にさせて頂いてます。

外国人に好評だった野草は?

 今年は

海外の方に野草をレクチャーする

機会が沢山ありました。

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この経験は

私の中では大きな大きな一歩でした。

 

環境を学ぶ目的で

佐渡に滞在している彼らは、

ボランティアをして佐渡の文化を体験しています。

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世界各国から集まっていました。

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彼らは世界共通語の英語で

コミュニケーションを難なくとっていています。

母国語以外にも数か国の言語ができる人ばかり。

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私は英語を6年も勉強しても

うまく話せないことを恥ずかしく思いました💦

 

でも最高の通訳が

ついていてくれたので、

大丈夫でした💛

 

さて、

私は気になっている質問をいくつか聞いてみましたのでご紹介します😊

 

「海外では道端の野草を利用するのか?」

 

と聞いてみました、

 

答えは全員

「ノー」

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道ばたの野草を利用する文化は

メジャーではないらしい。

 

それは日本と同じ。

 

「薬草は風邪などひいたときに使うのは一般的か?」

と聞いてみると

 

「一部の地域ではそのようだ。

アジアではそういう話を聞く」

 

とのこと

 

あまり一般的でない事が伺える。

 

 

道ばたの野草を摘みながら味見してもらいました。

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必ず「ポイズン?」

と聞かれます(笑)

 

サンショウを味見してもらいました。

「ジャパニーズスパイス!」

と説明したのですが、

 

「ポイズン!!!」

と叫んで吐き出していました。

 

スイバを食べてもらいました。

スイバは日本では

おやつとして塩を付けて食べられていた野草です。

またフレンチソレルというフランで好まれる野菜の仲間です。

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食べると酸っぱいので「スイバ」です。

「オウ!ヤミー」

と全員に好評でした。

 

フランス人がいたので、

フレンチソレルを知っているか聞いてみたのですが、

「しらない」

と言われました。

 

セイヨウタンポポは、

皆知っていて、

食べる文化を持っていましたよ。

 

世界で一番認知度の高い野草ですね。

 

セントジョーンズワートというハーブは、

「ドラッグの検査に役に立つ薬草だ(笑)」と

教えてもらいました。

ジョークかもしれません。

 

 

オトギリソウはセントジョーンズワートの近縁です。

自生していることにびっくりしていました。

 

 



このようなやりコミュニケーションがとれる事が、

とても新鮮でした。

 

歴史の教科書で、

ドイツが第二次世界大戦中同盟国だったこと、

日本人とドイツ人は国民性が日本と共通していることが有名ですが、

確かにドイツの人は

日本人寄りです☺

実際に体感できてよかった。

 

色々勉強になりました。

 

 

最後まで読んで下さってありがとうございます☺