佐渡島野草研究家 菊池はるみ

佐渡島で自然と暮らした先人の知恵をライフスタイルにとり入れた生活をする主婦です。 子供3人、猫4匹、夫と古民家で暮らしてます。 佐渡島の民俗学と植物学者の伊藤邦男先生の本を参考にさせて頂いてます。

うさぎ年に行くと良いお寺

新年のご挨拶は

皆様はどこに行かれたでしょうか?

 

佐渡島では佐渡一宮である

度津神社が有名です。

隣接して佐渡市立植物園もございますので、

ぜひ足を運んでみて下さい☺

 

度津神社は

今年も新年を祈願する参拝者で賑わっておりましたよ。

 

神仏に関して、

詳しく書かれたブログを

見ておりましたところ、

 

うさぎ年に

新年にご挨拶に行くといいお寺として、

全国的にお勧めのお寺が3か所書かれていました。

 

その一つに、

佐渡長谷寺がおススメされていたので、

すぐに足を運んでみました。

ameblo.jp

佐渡長谷寺は、

奈良県長谷寺にとても似ていると言われています。

 

ボタンの栽培は現在も続いており、

別名ボタン寺とも呼ばれています。

ボタンは薬木で漢方薬の原料の生薬になります。

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(花盛りの長谷寺)

かつては、

朝鮮人参の栽培に成功しました。

諸説ありますが、

朝鮮人参の栽培技術は佐渡が1番だったと伝えられています。

 

御種人参

佐渡へ来た4本のオタネニンジンは、

1本が大野村の御林に、

2本が栗野江諏訪神社の林の中に、

残りの1本は長谷寺の寺屋、

東光坊のに植えられた…

…1740年になりますと、

357本の人参が栽培されたと記録されていますが、

いつまで栽培されていたのかは不明です。

あまり知られていませんが、

このように長谷寺

薬草ととても関係あるお寺なんです☺

 

さて、

佐渡長谷寺は国指定の重要文化財が沢山あります。

境内も広く由緒あるお寺ですが、

過疎化の影響で檀家は40軒だそうです。

 

由緒ある古刹であるが

このままではいずれ‥‥

と誰でも想像することが出来ます。

 

毎年自然に飲まれていくその様子は

寂しくも美しくもあります。

 

和歌山県高野山から持って来た高野槇も、

折れていました。

けれども視点をかえれば、

どんどん自然が優位になっていくその様子は

自然界からしたらハッピーな出来事かもしれません。

 

シャーマン千明ちゃんが、

佐渡の自然界から受けたメッセージによれば

自然とは恐れ敬う事を体現するもの。

恐れ敬うけど身近なもの。

自然は脅威だけど、

魂的にはゆりかごであり、

自然界のベースは魂視点である

 

ということだそうです。

 

この長谷寺の成り立ちは、

佐渡長谷寺は、
佐渡が日本の鬼門に当たり、

※京の鬼門ともいわれています

悪魔邪神が人民を悩ますので、

弘法大師がその事を知って島内一の勝地である長谷の峰に

大同2年に作ったのが始まりと言われています。

 

1000年続く日本の鬼門封じのこの場所が

崩れてしまったら

世の中どうなってしまうのだろうか??

悪魔邪神が世の中を再び襲うのでしょうか?

ひとつの文明が終わるのか?

再びここの守りが強化されるのか?

それとも全く新しい形で守りがなされるのか?

…と思いを巡らせました。

 

長谷寺即身仏様からのメッセージについて触れました

↓↓

ikkakinokinoha0401.hatenablog.com

 

 

 

以前ご住職から、

「仁王門に草鞋をかけると、

仁王様が喜ばれる」

と教えていただいたので、

草鞋を作って納めました。

仁王様、

喜んでくれるといいな(^^♪

 

本堂でご挨拶をし

境内を歩いていると、

神使いの兎が一羽歩いていました。

ウサギ観音

ウサギがどこにいるでしょう?

 

幸せな気分になりました(^^♪

 

色んな想いを巡らせましたが、

今日という日を

何事もなく過ごせた事実に感謝して

寝たいと思います☺

 

最後まで読んで下さってありがとうございます。