佐渡島野草研究家 菊池はるみ

佐渡島で自然と暮らした先人の知恵をライフスタイルにとり入れた生活をする主婦です。 子供3人、猫4匹、夫と古民家で暮らしてます。 佐渡島の民俗学と植物学者の伊藤邦男先生の本を参考にさせて頂いてます。

野草に興味がある大学生

先月のことです。

 

女子大生が佐渡海峡を渡り
野草を学ぶために私に会いに来てくれました😊
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それは私にとって
とても良い勉強になりましたので

その出来事を書きたいと思います。
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(ゲンノショウコ)


私「野草を学びたいと思ったきっかけは?」

女子大生「自分達はいろんな物を与えられて育った世代。気付いたら高校生で、

気付いたらなんとなく大学生。
哲学やエビデンスなど、

頭で覚える事はできていたけど、
実際は自分で食料を調達する事すらままならない。コロナの影響で人生のレールがなくなった時に、それで本当にいいの?!と思った。
なんとなく生きてそれがなんか悲しくて、、、
野草を初めて食べてから

地に足が付く感じを体験して、
学びたいと思った。
自分でスマホアプリや図鑑で

学ぼうと思ったけど、
やっぱり人から学びたい。

毒草か確証がないと心配だから。
先にやっている人がいて良かった。」

と、、、、。

なんてしっかりした若者なんでしょうか。

人生について真剣に考えている姿に
私が感動してしまいました。

女子大生は、
ニワトリを飼い

炭焼き活動もしていくそうです😊

コロナ禍は本当に大打撃でしたが、

若者の価値観をこんなにも変えたのです。

 

その後、

女子大生は仲間を連れてもう一度佐渡に来てくれました。

 

女子大生は

前回教えた野草を完全に覚えていて

仲間に説明していました。

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私が伝えたかった

食べられる野草が溢れている喜びや、

古から命を繋いでくれた感謝も、

仲間に伝えていました。

 

その様子に私の方が

感動してしまいました。

ありがとうという気持ちでいっぱいになりました!!!

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女子大生達には

タラの卵の煮付けを

ガマズミ塩で食べてもらったり、

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タラとクロモジのあら汁を

ご馳走しました。

 

大好評でした♪

 

 

PS:我が子は女子大生と年が近いのですが、こちらには一切興味を示さずに、YouTubeを見ながらコタツに入っていました💦

我が家の子どもたちの夢は、

イオンで買い物することですから(佐渡島にイオンはない)野草に興味ゼロです💦

 

 

最後まで読んで下さってありがとうございます☺