佐渡島野草研究家 菊池はるみ

佐渡島で自然と暮らした先人の知恵をライフスタイルにとり入れた生活をする主婦です。 子供3人、猫4匹、夫と古民家で暮らしてます。 佐渡島の民俗学と植物学者の伊藤邦男先生の本を参考にさせて頂いてます。

フキノトウ

最近知ったのですが、

フキノトウには雄と雌が有ります。


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画面上の左が雌、右が雄。

香りと苦味が強いのが雄、
若干劣るのが雌なんだそうです。

 

フキノトウを方言で

「フキン爺」

「フキン爺さん」

「フキンジョ」

と呼びます。

 

「フキの婆さん」

とは言いません。

 

ということは、
フキノトウは雄を食べなさいという意味だろうか⁉️

 

でも、

フキノトウの雄雌を見分けるのは花が咲いてからです。

 

フキノトウやフキは、

根が残ればずっと同じ所に生えるので、

場所で認識したのでしょうか?

 

こうやって、

色々憶測するのも楽しいです(*^^*)

 

昔は、

今と比べて自然や植物と向き合う時間は、はるかに多かった。

そこで培った知恵や感覚は、

現代人では到底叶わない。

 

すごいなー✨

 

 

「フキンジョ」

「ジョ」

と言う意味は、

密集している状態の愛称だそうです🎵

 

アリの集団を

「アリンジョ」

という使いかたもします。

 

 

 

 

最後まで読んで下さってありがとうございます

 

 

伊藤邦男先生の本の引用はこちら

↓↓↓

佐渡島の植物と民俗

 

 

 

 

 

 

 
 
 
 
 
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#フキノトウ#野草研究家#野草生活#佐渡島#山菜