驚くほどの力持ちだった先人が食べていたものとは・・・
〖昔の日常〗
この写真を見て驚きませんか?
米俵は1つ60キロ有ります‼️
その米俵を2~3つ背負い運ぶのは、
割と普通だと祖父をはじめとする80代のお年寄りは語ります。
一瞬運ぶのではなく、
これを背負い1キロ先に運こび、
それを5往復していた祖父。
この女性は丸太を背負って運んでいます。
佐渡では「ニドラオイ」というご婦人のアルバイトだったようです。
山で切った木を下に運んでくるそうですが、
丸太は乾燥していない場合だったら想像以上に重くこの女性が運ぶ丸太は100㌔をこえていると思われます。
私は、
最近すぐに腰が痛くなります。
40歳をこえると自分できちんと体調を管理しないとやばい年齢になってきました。
スマホを見る姿勢、
猫背など注意しなくてはいけません。
写真の方は腰は大丈夫だったのだろうか?
とても心配になります😿
この年代の今も元気な方に、
お話をお伺いすると、
腰痛が出てきたのはわりとお年を召してからのようです。
それまでは比較的に平気だったようです。
戦後の食糧難の真っただ中を過ごし、
米の割合の少ない大根飯を食べ、
リョウブを沢山食べ、
藤の花を食べ、
おやつには野のベリーやイタドリを食べた。
身近にあるものを食べて、
空腹時間が長く、
蛇の肝を食べ
蛇の肝の話
↓↓
ikkakinokinoha0401.hatenablog.com
よく歌い、
よく働き、
日本人の身体能力を最大限に引き出すワラジを履くこと。
それが力持ちの秘訣なのかもしれません。
最後まで読んで下さってありがとうございます(^^♪
伊藤邦男先生の本の引用はこちら
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コレラに感染しなかった木食さんが食べていたものとは・・・
先行きの見えないコロナが猛威をふるっております。
様々な情報が流れ、
何を信じてよいか分かりません。
先日、
小学生に
「コロナは嘘、ワクチンも打たなくていい・・・。自分で考えなさい。」
と言い去った男性に対して、
警察から不審者扱いとして注意するように通知がきておりました。
・・・・。
死者は373名と、
コロナに比べて非常に高い致死率の病が流行しました。
コレラとは
(IDWR 2000年第1号) コレラは代表的な経口感染症の1 つで、コレラ菌(Vibrio cholerae O1 およびO139 のうちコレラ毒素産生性の菌)で汚染された水や食物を摂取することによって感染する。経口摂取後、胃の酸性環境で死滅しなかった菌が、小腸下部に達し、定着・増殖し、感染局所で菌が産生したコレラ毒素が細胞内に侵入して病態を引き起こす
今よりももっと、
衛生管理も薬も知識もない時代ですから、
それはそれは壮絶だったと思います。
県は港での検疫を強化し、家屋内外・街路などを清潔に保つよう通達しましたが、7月に入るとついに県内で感染者・死者が確認され、コレラの恐怖が現実のものとなったのです。感染予防のために魚介類や生鮮食品の販売が禁止されたことにより、関係者は大打撃を受けます。さらに新潟町では、大火や洪水等の発生による米価の急騰が人々の生活を脅かしました。そして8月、生活の糧を失った漁師たちが安米を要求して富商宅を打ちこわし、巡査に抵抗する者も現れたため、警察と衝突する大騒動になりました。この騒ぎは沼垂町などへも飛び火し、竹槍などを手にした人々が警察や富商、避病院などを破壊しました。駆けつけた警察によって鎮圧されますが、死者を出すに至りました。
噂や情報の錯乱、
恐怖からの村八分、
生活の困窮、
市民の憤りは現在のコロナよりも壮絶です。
この情報を比較するだけでも、
先人の努力のおかげで昔より確実に世の中は良くなっていると感じます。
コレラ流行の真っただ中、
コレラに感染しなかった人たちがおりました。
その方たちは感染者の遺体処理と供養をされた記述が佐渡には残っています。
その方々は木食行を行う木食衆、
佐渡が発祥の地とされている激しい修行を行う人。
木食とは木の実や草だけを食べて修行すること。また、その人
食物は抹香(シキミの葉の粉末)に松の甘皮を合わせて石臼で引き丸として食し、
衣服は布木綿・紙子(厚紙に柿渋を引き乾かした衣服)をまとったそうです。
まずシキミは劇毒なので食べれません。
松は食べれますが、
主食にするような味ではありません(涙)
これを合わせた丸を食べて生きれるなんて、
人間はすごいと思います。
木食衆が修行したとされる相川地区の檀特山には、
シキミや松よりも美味しそうな草木はありそうなものですが、
なぜこの植物を選び食べていたのかとても気になります。
ある魔法使いのような人に
シキミの波動をみてもらうと、
「筋肉に作用する情報を持っている」
という事でした。
木食衆の纏っていた服には柿渋が塗られていたそうですが、
柿渋はコロナ菌を避けるには有効であると最近証明されました。
この服もコレラに感染しなかった要因の一つかも知れません。
木食衆のお話を少しだけ学びましたが、
人間というのはどこまでも凄い存在になる可能性があるのですね。
それにしても今と比べたら壮絶な過去ですね・・・。
現代に生まれて本当に良かったと思います。
尊敬するの吉濱ツトムさんも言っておられます。
「世の中はどんどん良くなっているし、
これからもよくなっていく」
希望をもって生活したいと思います。
最後まで読んで下さってありがとうございます(^^♪
伊藤邦男先生の本の引用はこちら
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ジャノヒゲとジャノキモ
まるでラピスラズリのように美しい実をつけるジャノヒゲ(蛇の髭)。
この青い実は柚子と一緒におくと、
柚子が長持ちすると祖母は言います。
ジャノヒゲとは
リュウノヒゲ(竜の髯)、ネコダマ(猫玉)ともいう。
根は甘みがあり、
麦門冬と呼ばれる漢方薬になります☺️
麦門冬の効能は
要な成分としてステロイド配糖体、
ホモイソフラボノイドおよびステロール等が含まれていて、
ステロイド配糖体の中には抗体産生抑制作用が報告されているものもあります。
主な薬効としては鎮咳(ちんがい)、去痰(きょたん)および滋養強壮があり、
漢方処方においても鎮咳去痰薬(咳を鎮めて痰を取り除く薬)と見なされる処方に配合されます。
引用
子供達はその昔、
ジャノヒゲの青い実を
鉄砲の玉にして遊んだとか。
青色といえば、
マムシの肝も青いそうです🐍
いわゆるジャノキモ(蛇の肝)ですね。
青いので佐渡では
アオギモと呼ぶそうです。
山に住む元気なお年寄りは
大概マムシを見つけたら戦い、
青肝をとり出しすぐに飲み込むのが日常
だったようです。
ほのぼのとしたお婆さんも、
「親から教わって、
たべたよ~。」
と教えてくれました。
「山に入るとな、
ハタハタと音がする。
見てみると5匹のマムシに囲まれた事があるよ~。
頭を踏んでつかんで、
下顎から裂くときれいに剥ける。
はっつ、
といいながら飲むんだ。
アオダイショウやナメラはすぐに逃げる。
ヤマカガシは追いかけてくるんだ。
マムシは捕まえる」
と教えてくれました((笑)
飲み込む理由は、
「苦いから」
だそうです。
青肝を飲み込んだ日は、
「そりゃ~目もよく見える、
頭は冴える、
最高だ」
とのこと。
こちらのお婆さんも、
「蜂にいくら刺されてもなんともない。
蜂がおるところに手を突っ込むし、
そりゃ~いけ~刺されたっちゃ」
と言っておられました。
蛇の青肝を食べた人は、
蜂の毒にも強くなり、
長生きするのでしょうか?
以前も同じようなお話を聞いた事を聞き、
この記事に書きました
ikkakinokinoha0401.hatenablog.com
マムシの肝を飲む習慣の事を
ネットで調べてみても情報は少なく、
ようやく見つけた情報には
〖寄生虫の心配もある為注意が必要〗
と書いてありました。
それもそうですが、
まず素手で捕まえて皮が剥げるまでの壁が高すぎますので、
くれぐれも真似はしない方がいいです。
祖父は70代の時に、
マムシを捕まえようとして咬まれてしまい、
血清を点滴して大事をみて3日入院しました。
マムシの運動能力をあなどってはいけませんね😓
ジャノヒゲとジャノキモの事を書いてみました。
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伊藤邦男先生の本の引用はこちら
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ラベンダーと和のラベンダーのクラフトコーラのワークショップが開催されました
クラフトコーラが野草でできるのだろうか?そのこつは?
ナギナタコウジュと草木のクラフトコーラの実演
(材料入れて煮込むだけ)
「意外と簡単でびっくり!」
「野草を実際に採りにいきたいなー」
「知らない野草ばかりで全く分からない」
という感じでした。
試飲して頂くと、
「美味しい」
とびっくりして頂きました。
やはり、
試飲して頂けるまではすごく緊張します((笑)
なんでこんなにワクワクして、
嬉しいのか考えてみました。
子供の頃の草花のおままごとが、
大人になって勉強して、
実際に食べれる草花のおままごとに、
昇格した。
私の中の子供心が喜んでいるから、
こんなに楽しいのかも知れないなあと気付きました。
佐渡島の山伏の噂
薬草の専門家と言えば山伏。
ということで佐渡の山伏について、
お年寄りからお聞きしたお話について書きたいと思います。
佐渡島はその昔山伏がとても多く、
春の御祈祷の際は山伏か神主かが行っていたそうです。
法律の影響で山伏の存続は途絶えてしまったようで、
現在佐渡には山伏は存在しておりません。
いつまで残っていたのか定かではありませんが、
昭和38年頃にはに赤泊下川茂の大徳院さんという山伏がおられたとのこと。
陰陽師的な事もしていたそうです。
山伏は巫女と結婚するのが多く、
今でいうチャネリングは頻繁に行われていたとか。
後にその婚姻は法律で禁止されたそうです。
赤泊杉野浦
相川高千
の山伏は凄かったようです。
気になります。
私がお年寄りから、
赤泊下川茂の大徳院さんの話をお聞きする事ができたのでシェアしたいと思います。
「春祈祷の際は、
大徳院の山伏をお呼びして、
祈祷してもらった。
女のもんは、
御祈祷後にお出しするお料理を祈祷中に作るが、
「豆腐が煮えすぎているのではないか?
もう煮しめは出来ているよ。」
と、
祈祷を中断して忠告する御人だった」
「雪山でうずくまっている山伏さんに、
おぶって真野まで行ってくれと頼まれた。(真野まで片道10㌔)
春祈祷の時間になるから急いで歩けと急かされた(笑)
無事送り届けると、
自分はそのまま来た道を戻ってお弁当を食べ、
炭焼きをした。
翌日お礼にお酒を持ってきてくれた」
「梨の木峠は山伏の信仰の場で、
8月中旬にはお祭が行われている?いた?」
(梨の木峠)
などのお話を祖父や祖父のお友達からお聞きしました。
他にも村には、
チャネリングができるドンドコヤさん
などがおられたそうです。
私も占ってもらいたかったし、
山伏の処方して下さる薬を飲んでみたかった・・・・。
最後まで読んで下さってありがとうございます。
伊藤邦男先生の本の引用はこちら
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歯茎の腫れにもコウヤマキ
佐渡には自生はしませんが、
お寺やお庭に植えられているのをよく見かけます。
香りは一本筋が通るような松のような香り。
実は歯茎にとても良いらしいということがわかりました。
コウヤマキのエキスが入っている歯磨き粉もあります。
先日、
スルメイカの食べ過ぎで歯茎が腫れました。
奥歯の歯茎全体が浮いたようになり、
痛みました。
ちょうど、
コウヤマキのドライがあったので、
これは実験だ
と、
その晩はコウヤマキの薬を噛みしめ眠りにつきました。
朝、
なんとすっかり腫れが引いていました。
嬉しかったですね✨
コウヤマキの効能のおかげでしょう。
その晩は、
不思議な夢も見れました。
なんと敬愛する佐渡の植物学者伊藤邦男先生が夢に出てきたのです。
私は、
伊藤邦男先生に
自分が食べて美味しいと思ったガマズミの利用方法を
大はしゃぎで話している。
先生はそれをうんうんと聞いて下さる・・・。
そんな夢でした。
ガマズミの塩の事について書いてあります。
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仏教でも使われる木というだけあって、
亡くなった人と繋げてもらえる力も
もしかしたらあるのかもしれませんね。
でも噛み締めるには不味かった(笑)
最後まで読んで下さってありがとうございます(^^♪
良いとこ探しのトレーニング
長年お付き合いのあるご住職に
こういわれました。
「人の悪口言わないし、
いつも楽しそうで、
幸せそうだね」
!?
家では子供に
「ママはすぐに怒ってばかり」
と言われるので、
自分の人格は
短気&怒りっぽい
のかと自負しておりました。
いつも楽しそう…と言われますが、
実際私の生活は、
日々の生活や子育てに追われいっぱいいっぱいです。
住まいに借りている古民家の屋根も、
雨漏りが始まり、
修繕しようか?
業者に頼もうか?
予算がギリギリの生活なので先延ばしにするような暮らしです(笑)
昨年やっと就職しましたが、
入社してすぐに
会社の問題が発覚し解散の危機に陥り、
今はアルバイトの日々を送っています。
一般的にいう幸せそうだ…という分類には遠いかもしれません。
なぜ幸せそうに見られるんだろう?
と考えてみました。
ちょうどその時ふとテレビのCMで、
「憎き雑草を根こそぎ枯らす…」
というフレーズが流れました。
私は
〖雑草といってひとくくりに嫌うけど、
良いところも探せばかならず有るのに👊〗
という気持ちになりました。
その時にわかったのです。
私は毎日、
雑草と呼ばれ嫌われている草を調べ、
良いとをみつけ利用しようとしている。
それは、
生活の中で幸せ要素を見つける訓練になっているのかも知れない。
それを続けていたから、
幸せそうにみられるのかも知れない。
こう思いました。
野草に興味を持ち、
共に仲良く生きたい✨
と願って楽しんでいたら、
良いとこ探しの訓練がいつの間にか出来ていた
そういうことかもしれません。
40歳になって、
不幸せそうで、
苦労してそうな雰囲気を醸し出していると、
切ないですもんね。
野草を好きになって居なかったら、
私も苦しい雰囲気を
醸し出していたかも知れません。
野草たちに感謝です。
皆さんも、
良い顔して歳を重ねましょう🎵
すぐに出来るトレーニングとして
足元の野草の良いとこ探ししませんか?
(トウネズミモチは近年増えすぎて問題になっていますが、実は体にいい)
最後まで読んで下さってありがとうございます
伊藤邦男先生の本の引用はこちら
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